アルコール依存症を知る

旦那がアルコール依存症。10月17日に精神科へ入院。妻として思うことを綴りたい。

過去を振り返った

今日も面会に行きました。



過去を私が語る。


息子が生まれた1ヶ月後(ちょうど3年前)に、旦那が肝機能異常で即入院。


私が出産で二週間程家を留守にしている間にお酒浴びたんでしょうね。


出産して、家に帰ると旦那の様子が変。


普通の人間なら産まれてきた我が子を喜んで面倒を見るんだろうに。


そんな余裕なかったんでしょうね。


食事は満足にできず、目には黄疸、鼻血、首回りの痒み、睡眠障害。

その前から食欲はほとんどなかったんですが、、、。


採血をしてわかったことですが、肝臓の数値が普通の人のほぼ10倍。


医者も驚いていたようです。 研究材料的な。 幸い肝硬変とかじゃなくて良かったですが。


息子を泣きながら育児したのを思い出します。



退院して2、3日後にはお酒がまた始まりました。



その1年後、飲酒運転で車を廃車(幸い逮捕はされませんでした)


それから半年後、私の車のミラーを壊しました。


その半年後、初期の離脱症状、手の震えや発汗で病院にも行きました。


そして今回の件。



このことを面会で語りました。


すごい反省してる。とのこと




帰宅して毎日ですが、私にも何かできたことがあったのにな。 と反省する日々。


実際その時はなんとかならないもんなんですよね


お酒は隠してもありとあらゆる場所を探す。

お店に買いに行く。

食事作っても一杯飲んだら~、とダラダラしてるし。

どこかへ出かけて帰ってきたらベロベロだったし。


止めることができない。


私の言い訳か? 結局、毎日が葛藤です。




面会した旦那は、1日がとても早いと言います。

一台しかないテレビのチャンネル争いや新聞争いを眺め。 御飯とおやつの時間が待ち遠しい。


そんな話を聞くと平和な日々や~ とつい口から出てしまいます。


旦那にとっては食事も時間も貴重でかけがえのないものに違いない。


良い経験だ!

息子の誕生日

今日は息子の三歳の誕生日。

残念ながらパパのいない誕生日。


昨日面会に行きました。

義理母と二人、医者から転院の仕方を詳しく説明して頂きました。


転院したい病院があればまずそこに家族が電話をする。 条件が合えば部屋の空き状況を聞いて、先生から紹介状を貰い家族が本人を連れて次の病院へ転院。 という流れ。



本人に最終確認をしました。


結果、今の病院で頑張る。 とのこと。


まぁ、とりあえず肩の荷がおりました。



来週には閉鎖病棟から解放病棟へ移る予定らしい。

離脱症状が治まった状態で入院したのが良かったみたいです。


心配なのは閉鎖病棟にいる間、コミュニケーションを取れる人がいなく、気分が落ちて鬱症状にならないかな、ということ。


本人は来週の解放病棟へ行けることが今の楽しみみたいです。



義理母も医者の説明を聞くまでは、早く家に連れて帰りたい。 って感じだったけど、やっと納得してくれました。


明るい未来があることを信じたい。

転院したい

旦那が入院して三日目。


病棟内の公衆電話から電話がきた。

1日100円までしか電話できないらしい。

こちらから掛けることもできない。


要件だけ言いました。

「明日面会に行くよ」「医者に転院について話聞くから」「転院してっ!!」と。


今転院を考えています。もともとその病院の精神科は評判が悪い。

周りからもアルコール依存症専門の病院で治療したら?と。


今の環境は、、、閉鎖病院。自由に動けるホールはガラス張り。看護婦の視線。看護婦の対応の悪さ。重症のうつ患者がほとんど。

今の旦那の楽しみは唯一煙草が吸えること。

コミュニケーションを取れる人がいない。


私の願いは、明るく元気に退院して欲しい。それだけなのです。


結局本人は転院は面倒くさいし今は煙草吸えるしここで良いよ。と言っています。


よく考えてみたら肺炎で入院。アルコール依存症でまた入院。そこから転院となると半月で3つもの病院を転々とする。


これってかなりのストレスなのかな?

このまま今の病院に居た方が良いのかな?


#自宅から今の病院まで車で約2時間。面会は週2は可能

#これから転院させたい病院は車で6時間くらい。 せいぜい面会は月1~2


義理父母はアルコール依存症を甘く考えている。

禁断症状が消えたなら退院させて、あとは家でお酒を調整して飲んだら?と。


わざわざ転院させなくても。


そもそも精神科にいたら頭おかしくなるし。




私はキレた。


もし退院させてまた同じこと繰り返したら

「離婚します」

ちなみに彼はばつ2なのだ。



悩む日々。


どれが正解かなんてやってみないとわからない。やらないで後悔するよりやって後悔したい。

一度きりの人生を実のあるものにしたい。